2013.10.30

お見送り

 朝日をあびる猫たち。

うちの前で集まって登校する
小学生たちを
毎朝見送る。

この後、
前の保育園に通う
子どもたちが
大人に手を引かれて
やってくる。

あ、猫ちゃん。

そう言って
小さな子どもが
門の中をのぞく。

そうね、猫ちゃんね。
可愛いね。

お母さんも
腰を落として
猫たちを見る。

しばらくすると、
病院へ行く
車を押したおばあさんが通る。

この頃には猫たちは、
門の前にちょこんと座っている。

まぁ、きれいな猫。
おはよう。

おばあさんが
クリを見て、言う。

ゆったりと
育っている。

毎朝、
クリが鳴いて助けを求めていた
あじさいの茂みを見る。

小さな小さな
見落としてしまうほど小さな
子猫だった。

大きくなったなぁ、
と思う。


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クロも私たちに随分慣れた。
いつもこうして、クリの後を追っている。
そしてクリが私たちに甘えているところを、じっと見ている。
クリのことをまるで自分の師匠のように、思っているようだ。
自分も早く、一人前の飼い猫になれるように、修業をしているのだと思う。

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