2015.01.26

息子の志望校

 中三の息子の、高校受験が近づいてきた。

早くから志望校を決めていたのに、
塾の先生が、もうひとつランクの高い所にするように、と
息子を翻弄する。

息子は、
どちらの高校も見学に行き、
自分が行きたい、と思った方に決めたのに、
大学進学率とか、就職のこのなどまで持ち出して、
レベルの高い所の方が有利だ、
だから、志望校を変えてはどうか、君なら行けるはずだ、などと
説得する。

私が判断するには、
塾が勧める高校は、息子には優秀すぎてしんどい、と
思っている。

どんな所においても、
必死で付いて行かなければならない所、というのは
向上もするけれど
やはり、しんどいものだ。

まだ15才の息子は、
確固たる将来の夢もなく、
ただ、楽しい高校生活が送りたい、と
素直に思っているだけである。

あちらはプロだ。

人生経験の浅い息子は、
迷い出している。

塾の講師が、レベルの高い方を勧めてくる理由は、
大人だったら、わかる。

大手の進学塾ほど、
その理由は明確である。

講師自身が課せられている、ノルマである。

塾の講師は
息子の背後に、自分の成功を映している。

親身になって言っているんだ、と
100回言われようとも、
それは、言葉どおり受け取ることは出来ない。

こんな時、
半世紀近く生きてきた人間として、
講師の顔を見る。
そして、目を見る。

狡猾さが、透けて見える。

塾、というところは、
高い学費を払って行く所である。

こちらが利用させてもらう所なのであって、
こちらが利用される所では、ない。

足元をゆさぶられている息子の肩を、
母はしっかりと、抑えてやらなければならない。

自分の信じるままに、行け、と。





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