2016.01.25

死んで行くこと

 いきなり、重いテーマだけど・・・。

昨年、クリ(飼い猫)を、見送った。

クリとの出会いと、うちで飼うことになったいきさつは、
2年(もう、3年近くなるけど)ほど前のブログに、写真付きで詳しく載せている。

猫白血病、という怖い病気に感染していることは、最初からわかっていた。

生きても3年、ということも。

しかし、日頃はそんなこと忘れて過ごしていた。

寒い冬も暑い夏も、2回ずつ越して、
すっかり成猫になったクリを見て、
6年くらいは生きてくれるかなぁ、と期待していた。

しかし、発病は、容赦なくやってきた。

あれよあれよという間に、逝ってしまった。

猫は、その時が来たら、潔く、逝く。

しかし猫、と言えど、ぽっくりは逝けない。

動物である以上、
生まれる時と同じように、
死ぬ時も苦しまなければならない。

ただ、静かに、苦しみに耐え、
それでも、最後まで、食べようとし、(生きるための基本だ)
最後には息絶えて、死んで行った。

涙は出なかった。

無事、我が家で見送れた、という安堵感と、
クリ、偉かった、という誇らしい気持ちと。

大事なことを教えてもらった。

公園で出会った日のクリは、
助けて欲しい、と、懸命に人間に訴えた。
生きるために。

そして、2年と3ヶ月生き、
時が来たら、死んで行った。

ありがとう、と言いたい。

私が死ぬ時は、クリをお手本にしたいと思っている。

あんな小さな生き物が
こんなに深い、大事なことを教えてくれることが、あるんだ。

その事に、今だ感激しつづけている。


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