2014.05.13

ベルサイユのばら

 何年ぶりかで、
宝塚歌劇を観た。

宝塚の代名詞ともなった、
かの「ベルサイユのばら」
である。

♪ あ〜い〜(愛)
  それは〜
  甘く〜〜

の、ベルばらである。

ベルばらを始めて観たのは
小学生の時。

その時、
大勢のオンナ子供たちが
宝塚に夢中になった。

で、
私も、しっかり
夢中になった。

それから宝塚とは
離れては戻り、離れては戻りの
おつき合いが続いている。

と言ってもここ10数年間は、
もっとも遠いところにおり、
男役のトップスターが
おぼろげにわかる程度に
とどまっている。

それが、
たまたま娘の友だちのお母さんと
昔の宝塚の話で盛り上がって、
一度ご一緒しましょう、
ということになったのだった。

気持ちを盛り上げて臨んだ
ベルばらの舞台は
昔とちっとも変わらず
甘く、切なく、美しく・・・。

違っているのは、
時代と、
私自身。

それを、ひしひしと感じた。

今は女性上位の時代になったから、
陰ながらオスカルを支える
アンドレの姿が
さほど珍しいものでもなくなっていることに
気づく。

劇場のエレベーターで、
たまたま他の組のトップスターと
一緒になった。

きれいですね、と声をかけると
そのスターは、
こちらを見てにこっと笑い
会釈した。

こういうことが出来るのも
私が立派なオバサンになった
証拠である。

若いファンなら、こういう時、
真っ赤になって硬直するか、
キャ〜っと声をあげることだろう。

エレベータを降りて、
素晴らしいスタイルの、
そのトップスターの後ろ姿を
遠くに眺めながら私は言った。

きちんと挨拶してくれて、
感じがいい人ね。
ちっとも気取ってない。
私、あの人好きだわ!
今度、あの人の舞台観に行こうよ!

宝塚のファン層は、
まずは若い女性、
そしておば様ファン、と呼ばれる人たち、
タカラジェンヌになることを夢見る
子どもたち、
中年の男性ファン。

先日宝塚を観に行った私は、
昔の宝塚の思い出を
しっかり胸に抱きつつ、
今や、親心に近い気持ちで
舞台を観る
おば様ファンに属している、
ということを
実感したのだった。


SN3V0171.jpg


関連記事
宝塚のプロマイド






スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント